7月24日の抄読会

7月24日の抄読会

2014年7月24日の抄読会は、2年目研修医野田先生の当番で Thrombolysis for pulmonary embolism and risk of all-cause mortality, major bleeding, and intracranial hemorrhage: a meta-analysis. Chatterjee S et al.JAMA. 2014 Jun 18;311(23):2414-21. でした。循環動態が安定しているPTE患者に血栓溶解療法は是か非か、というテーマのmeta-analysisです。結論としては、右心不全がある人には血栓溶解療法をやったほうが生命予後がよいですが65歳以上で大出血イベントが増えるそうな。右心不全の定義が各ペーパーでまちまちなのも気になるところです。総合診療科ではsubmassive PTEを見つけることが結構多いので、治療法の選択は気になります。「TRのpressure gradientがいくつ以上だと血栓溶解療法をやったほうがいい」ていうような基準が設定できれば理想ですね。 abstractはこちら

2014/7/24

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