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7月31日の抄読会
7月31日の抄読会
本日の抄読会は、2年目研修医寺村さんの当番で、National Trends in US Hospital Admissions for Hyperglycemia and Hypoglycemia Among Medicare Beneficiaries, 1999 to 2011. Kasia J. Lipska et al. JAMA Intern.Med.2014;174(7):1116-1124でした。1999年と2011年で高血糖と低血糖で入院した患者を比較したreserchです。28,000のデータを解析した「数で勝負」な論文です。高血糖で入院する人は12年で減少、低血糖で入院する人は高血糖で入院する人の減り具合に比べると多くなっているけどいろいろ計算すると結局低血糖で入院する人も12年前に比べると減っている。短期間の再入院や死亡は2011年のほうが減少、という内容でした。この10年はDPP4阻害薬が普及したり高齢者の低血糖の弊害が共通認識となってきた期間であり、糖尿病治療のパラダイムシフトを感じさせられました。abstractはこちら
2014/7/31