第1回そうしん千駄木カンファレンスを開催しました。

第1回そうしん千駄木カンファレンスを開催しました。

7月30日に第1回そうしん千駄木カンファレンスを開催しました。テーマは高齢者の発熱・関節痛の鑑別です。前半は近くのクリニックの先生方からご紹介いただいた2症例を提示し、後半は当院リウマチ膠原病内科部長 桑名正隆先生によるミニレクチャー「高齢者における関節痛、発熱、炎症反応高値の鑑別のポイント」についてお話しいただきました。実は症例提示した患者さんの診断はひとりは全身性偽痛風、もうひとりはRS3PE症候群です。あちこち痛くて、熱があってCRPが高い高齢者、毎日のように地域の先生からご紹介いただいています。症状が非特異的だったり、訴えが不定愁訴的だったりして難しいですよね。またはじめからリウマチ関連疾患を疑っても感染症の鑑別をきっちりやらないといけません。総合診療科でまあまあさくっと診断がつくようになったのはひとえに桑名先生をはじめとするリウマチ膠原病内科の先生方のご指導のたまものです。後半のミニレクチャーでは、リウマチ膠原病のclinical pearlsを教えていただきました。会場には近隣のクリニックの先生方約20人お集まりいただき、盛会のうちに終了いたしました。次回は10月の予定です。image

2015/8/1

このページの上へ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。