第3回そうしん谷根千カンファレンス

第3回そうしん谷根千カンファレンス

1月28日に同窓会館橘桜ホールにて、第3回そうしん谷根千カンファレンスが開催されました。今回のテーマはめまい。前半の症例検討は若栗先生がプレゼンテーション、田中先生がファシリテーターで、「突然のめまいで救急搬送された74歳男性の一例」を紹介しました。このカンファレンスの症例検討は、途中でスライドを止めて会場の先生たちに「問診で他に患者さんに聞きたいことは?」「提示された以外に知りたい身体所見は?」などの質問を投げかけ、適当に発言してもらうというinteractiveなスタイルでやっています。今回は、参加した先生方から積極的な発言がありました。さすがベテランの先生方、鋭いコメントばかりで私たちも勉強になりました。後半は神経内科木村和美教授より、「問診でわかる「めまい」の鑑別」のご講演を頂きました。めまい、奥深いですね。中枢神経の疾患と鑑別が難しいです。クリニックの先生方もやはりお困りのことがあるのでしょう、今回のカンファレンスは前回の倍、40人超の参加がありました。関心の高さが伺えます。質疑応答も盛り上がりました。木村先生からのtake home messageは、注意が必要なめまい「・発作が初めて・5分以上続く・歩けない・手足のしびれ・複視・後頚部痛・心房細動」とのことでした。ポイントを押さえた問診をして、すばやくしっかり身体診察をして、あやしいと思ったら神経内科へ!
結構盛況です。

結構盛況です。

懇親会もにぎやか

懇親会もにぎやか

2016/2/1

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