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スタッフ日記

救急車増

今日のミーティングでは、総診の患者さんは新病院オープン前の1.5倍だそうです。どおりで忙しいと思った…。7月から各科の専修医の先生たちが1ヶ月ごとにローテートしてくれています。いや実に頼もしい‼︎彼らのおかげで各科との連携が格段にスムーズになりました。 写真は、コーヒー飲もうと思った矢先に救急受け入れ要請を受けてしまったT先生の紙コップ。image

2014/9/2

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外傷カンファレンス

今日は熱血脳外科医荒木先生の外傷カンファレンスがありました。総診は酔っ払って転んで顔面打撲の人が山ほど来ます。酔っ払っているので受傷機転は聞けず、神経所見はとれず、「ええいっ」とCTとって一発診断してしまいます。いいんです。いまどきの高齢者は抗血小板薬をみんな飲んでるので頭蓋内出血は確認したいし、眼窩底骨折で複視が出ていたら早く手術しないといけません。 基礎疾患のない女性の両側気胸の症例もありました。さてその原因は…ここでは書けません。医学生さんと研修医さんは見学に来たら教えてあげますよ〜 image

2014/8/21

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ACS(急性冠症候群)のレクチャー

今日は安武教授が「胸痛のない急性冠症候群」についてレクチャーして下さいました。胸が痛くて苦しい人が救急車に乗ると、救急隊が的確に判断してCCUに直行してくれますが、総合診療科はそうはいきません。walk inでやってきた「腕がだるい」「頭が痛い」「めまいがする」など多彩な訴えの人たちが実はACSということはよくあります。先日は後頭部痛で来院した人が心電図で心筋梗塞と診断され、いざカテへ、と本人に説明したら「おれは心臓じゃなくて頭が痛いんだ。頭痛を治してくれ」と懇願されてしまったという笑えないエピソードがありました。第六感を働かせて、なんかへんだと思ったらまず心電図。心電図が動いてないことを確認してから画像検査にいきましょう。 写真

2014/8/18

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いろいろなお仕事

8月某日「救命病棟24時」や「外科医鳩村周五郎」で一緒に仕事をした、医療ドラマ制作に携わっている看護師さん、ナース役がはまっている女優さん、桐木と川井教授暑気払いの鍋パーティーでした。ドラマの医療指導の仕事を経験させてもらって、医療者でも鑑賞に耐えて楽しめる、映像的にかっこいい手技や治療法を収集するようになりました。みなさんもいいアイディアあったら教えて下さい。 ドラマの視聴率気にするなんて生まれて初めて… image

2014/8/17

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感染症も奥が深い…

総診を受診する患者さんの約30%は何等かの感染症です。8月11日夕方,呼吸医内科のF先生に「カゼ症候群に抗菌薬は必要か?」というタイトルで,呼吸器感染症のLectureをしていただきました。Lemierre症候群(感染性血栓性頸静脈炎)の症例提示は衝撃的で,口が開けられないほどの咽頭痛・頸部痛は要注意です。呼吸器感系染にはペニシリン系,マクロライド系が良く,セフェム系はあまり使わないのだそうです。抗菌薬は4-5日きっちり使い,(hit and away戦法),1日だけセフェム系を点滴して返すのはあまり意味がない(むしろ耐性菌を増やす)のだそうです。カゼのウイルスとしてRSウイルス,アデノウイルス,の次にhMPV(ヒトメタニューモウイルス)が注目されているそうです。 IMG_0185 ところで,アフリカのエボラ出血熱 ついに死者1000人を超えました。何て不気味で敵意を催す形のウイルスなのでしょう。安部公房の「日常性の壁」を思い出しました。私は,ムカデも苦手です。(安武) ebola virus

2014/8/12

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