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スタッフ日記
第9回そうしん谷根千カンファレンス
7月24日に恒例のそうしん谷根千カンファレンスを開催しました。40人も集まっていただき、活発なディスカッションが行われました。症例はしびれと視力障害で来院した20代後半女性。心不全や腎機能低下も伴っていました。多彩な症状を一元的に説明できる疾患は…ファブリー病です。珍しい病気とはいえ早期発見、早期治療で生命予後が改善するので、まず疑うことが大切です。後半は千葉北総病院院長清野精彦先生によるファブリー病のレクチャーでした。Gb3が血管内皮に沈着している病理写真は衝撃でした。日本人の新生児スクリーニングでpick upされるのは4,500人に1人、欧米よりも頻度が高く、決してまれな疾患とはいえません。懇親会のケータリングは安定のおいしさでしたが、清野先生はドラマ「コードブルー」を見るためちょっと早めにお帰りになりました。
2017/7/26
WONCA第二報
WONCAで発表を終えた若栗先生からの報告です。
WONCA Europeは、今回で2回目の参加となります。学会の雰囲気は、プライマリーケア学会に非常に良く似ています。SGJMと比較すると、日本人は皆無と言っていい程、参加していないのが最大の違いでしょうか?私は、5min1slideというセクションで発表しました。ヘプシジン計測するのにいくらかかると質問され、チェココルナで答えるか、ユーロで答えるべきか悩んだ結果、目の前に座っていたスペイン人と目が合い、やっぱりユーロだよねと思い、ユーロで答えました。しかしながら、観衆には、暗算に弱い日本人にしか見えなかったかも知れません。
2017/7/1