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スタッフ日記
10月の救急がんばった賞
先月の救急がんばった賞は、当科の須﨑先生が受賞しました。彼は先日見事救急科専門医に合格、ますます張り切って救急診療に邁進しています。2位は耳鼻科の加藤大星先生でした。夜間の耳鼻科疾患、実はとても多いです。めまい、突然の難聴、顔面神経麻痺、耳内異物…特殊な技術が必要な領域ですし、状況によっては患者さんの症状を一瞬で取り除いてあげられるので、頼もしい存在です。私たち総合診療医も、耳鼻科の先生に的確に患者さんを紹介できるようスキルを上げていきたいと思います。
2015/11/24
11月12日の抄読会
11月12日の抄読会は小野寺麻加先生の当番で、Fasting Until Noon Triggers Increased Postprandial Hyperglycemia and Impaired Insulin Response After Lunch and Dinner in Individuals With Type 2 Diabetes: A Randomized Clinical Trial(リンクはこちら)でした。朝昼夜ごはんを食べる人は、昼と夜しか食べない人に比べて総摂取カロリーは高くても食後高血糖になりづらい、という内容です。機序として長時間絶食後に食事取った時インスリン分泌が鈍くなるということが考えられています。朝ごはん、永遠の課題ですね。子供が賢くなるとかいろいろ。個人的には9時と16時の2回食がいちばんしっくりくるのですがみなさんはいかがでしょうか。
2015/11/18
第2回そうしん谷根千カンファレンスを開催しました。
10月29日に、第2回そうしん谷根千カンファレンスを開催しました。これは、近隣の開業の先生方とcommon diseaseの診断や治療について基本的な知識の整理やtipsをいっしょに学んで、交流を深める勉強会です。今回のテーマは腹痛でした。症例提示は竹之内先生の「激烈な腹部症状で来院し、診断に苦慮した一例」、診断は腹腔動脈解離だったケースです。Facilitatorの若栗先生が上手に進行してくれて、参加して下さった先生方とディスカッションしながら症例検討できました。レクチャーは放射線科町田先生で、「急性腹症のCTの見え方」でした。CTの基本的な読み方や、虫垂炎や憩室炎などよくある疾患の読み方、動脈解離などcommonとは言えないが見逃してはならないサインをわかりやすく教えていただきました。活発な質疑応答もあり、大変充実した時間を過ごしました。終了後は恒例の懇親会。院内外から30人の参加者があり、盛会でした。みなさんご協力ありがとうございました。次回は1月28日、テーマはめまいです。興味のある先生方はお問い合わせ下さい。
2015/11/4
9月の救急がんばった賞
痛みが強ければ、ギプス固定
10月26日に、川井先生のご指導の下恒例となったギプス固定塾が開催されました。骨折、夜中に来るんですよね。酔っぱらってころんだ人。解放骨折でなくて、血流や神経の障害がなくて、大きく変位していなければ緊急性はありません。だからといって痛い腕や足をそのままにして「明日整形外科へ」という対応では総合診療医の資格なし!ということでみんなで練習しています。かっこよく整復とまではいかなくても、それなりのところでちゃんと固定してあげれば痛みはかなり軽減します。定期的に開催しているので院内で興味のある先生はお問い合わせください。
2015/10/27