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スタッフ日記
WONCA Europe Conference 2015 in Istanbul
安武先生、若栗先生、研修医小川先生は10月22日から開催されるWONCA(World family doctor, Caring people) Europe Conferenceでの発表へ向けてイスタンブールに旅立ちました、と書きたいところですが、政情不安定との情報あり安全優先で渡航をキャンセルしました。というわけでリベンジトルコ料理ディナーです。ワインが予想以上のおいしさでした。来年また出しましょう!
2015/10/23
第3回総診BBQ合宿
10月10日に軽井沢のコテージで恒例のBBQ合宿が開催されました。料理長の川井先生、火起こし隊長の安武先生をはじめ看護師さん、クラークさん、専修医、子供たちなど総勢12人が参加しました。1㎏のお肉の塊や宮崎直送の野菜やホルモン、川井先生特製塩焼きそば、きのこと海鮮のアヒージョなどそこらのレストランを超越する料理が並びました。来年は10月8日那須で開催予定です。お楽しみに!
2015/10/20
10月8日の抄読会
小原先生の当番で、Perioperative Bridging Anticoagulation in Patients with Arterial Fibrillation. NEJM 2015; 373: 823-33でした。
心房細動に伴う、脳血栓塞栓症に対して、広く抗凝固療法がおこなわれています。手術の際は、抗凝固薬の中止、Heparin brigeを行いますが、その妥当性安全性に関しては一定の見解はありません。
今回のNEJMの論文では、afに対しWarfarin使用中の患者に手術・手技を行う際に、Heparin bridgeを行った群とプラセボ群を比較したところ、血栓性のリスクには変わりなく、Heparin bridgeを行った群の方が、明らかに出血性のリスクが高いという結果でした。抗凝固の継続方法に関しては、NOACも含め今後さらなる検討が必要です。
抗凝固を行っている患者における様々な状況(手術、外傷・出血、悪性腫瘍の合併;特に化学療法施行時)、ADL・認知の悪化を認めた高齢者)に対し、抗凝固療法をどのような形で行っていくべきか、判断が求められてくる時代になってくると思います。抗凝固療法(特にNOAC)の素晴らしい効果に関しては、今や語りつくされた感すらありますが、今後は、負の部分とも戦っていかなければなりません。そして、問題は、そのような負の場面に遭遇するのは、必ずしも抗凝固を行っている循環器医ではなく、救急医であり、プライマリケア医であることです。
2015/10/11
8月の救急がんばった賞
7月の、第1回救急がんばった賞の1位は若栗先生でしたが、8月の1位は小野寺直子先生でした。総合診療科は最近日本全国に広まってきていますが、救急のセットや内科と外傷を一か所でみる、うちのようなスタイルは珍しいようです。一次、二次救急ですからめまいや軽い交通事故がほとんどで、救命センターと比べて地味ではありますが、なるべくお引き受けしてたらい回し防止や、救急車有効活用の一助になるとよいと思ってます。小野寺先生もらった金一封は何に使うんでしょうね…
2015/10/5