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スタッフ日記

てんかん治療がテーマの救急学術講演会

2016年3月11日、東京ドームホテルで「救急学術講演会」が開催されました。この会のテーマはてんかんで、総合診療科須崎先生は「総合診療センターにおけるてんかん診療の現状」というタイトルで、二次救急受け入れ科としての立場から患者さんのデータをまとめて発表してくれました。その他脳外科石坂先生、救命センター恩田先生、神経内科須田先生がそれぞれの立場からてんかん診療について発表がありました。特別講演は医科歯科大脳外科教授前原健寿先生でした。医者になるために生まれてきたようなお名前ですね。前原先生のお話の中で、心因性非てんかん発作(Psychogenic Non-Epileptic Seizure、PNES)とてんかんの鑑別は専門家でも困難で、ときに不要で無効な投薬がされていることがある、という内容が特に印象的でした。須崎先生お疲れさまでした。
横田先生からの質問にていねいに答える須崎先生

横田先生からの質問にていねいに答える須崎先生

2016/3/14

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3月3日の放射線カンファレンス

3月3日の症例はニューモシスチス肺炎、腹腔内腫瘤の2症例を勉強しました。講師は町田先生、城先生でした。 ニューモシスチス肺炎は典型的な画像であり、肺のスリガラス状陰影や粒状影につき詳細に解説していただくことができました。また、異型肺炎との鑑別ポイントについても抗議していただきました。2症例目腹腔内腫瘤は、性状の説明、考えられる疾患について解説していただきました。 研修医のS川先生の感想です。「放射線科の先生から画像を見ながら直接解説を聞くことが出来勉強になりました。特に、肺病変の詳細な表現にはとても感動しました!」 呼吸器疾患は多数来院しますが、ニューモシスチス肺炎は有名な疾患ではあるものの頻度が低く遭遇した際には迅速な対処が必要であります。また、腹腔内腫瘍は多数の疾患の可能性がある、迅速かつ適切に検査を進めていく必要があります。今後の診療に大変有意義なカンファレンスでした。
熱心に見ています。

熱心に見ています。

2016/3/8

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1月14日の放射線カンファレンス

1月14日の放射線カンファレンスは、くも膜下出血、脳腫瘍の2例。微小な出血の場合はMrIが必要なこともあり、頭部MRIについて細かな解説をしていただきました。またMRIの基礎的な講義もあり、スピン法、グラデュエント法の違いなどを解説していただきました。 imageimage

2016/2/6

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放射線カンファレンス

2月4日の放射線カンファレンス1例目は、腹膜癌の方でした。初診時は腹膜偽粘液腫が疑われ画像でも大変難しい症例でした。2例目は肺結核の方でしたが、診断に苦慮した症例でした。2例とも画像的な診断も、臨床的な診断も大変難しい症例でした。今後も様々な鑑別の必要性を痛感した勉強会でした。imageimage

2016/2/6

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第3回そうしん谷根千カンファレンス

1月28日に同窓会館橘桜ホールにて、第3回そうしん谷根千カンファレンスが開催されました。今回のテーマはめまい。前半の症例検討は若栗先生がプレゼンテーション、田中先生がファシリテーターで、「突然のめまいで救急搬送された74歳男性の一例」を紹介しました。このカンファレンスの症例検討は、途中でスライドを止めて会場の先生たちに「問診で他に患者さんに聞きたいことは?」「提示された以外に知りたい身体所見は?」などの質問を投げかけ、適当に発言してもらうというinteractiveなスタイルでやっています。今回は、参加した先生方から積極的な発言がありました。さすがベテランの先生方、鋭いコメントばかりで私たちも勉強になりました。後半は神経内科木村和美教授より、「問診でわかる「めまい」の鑑別」のご講演を頂きました。めまい、奥深いですね。中枢神経の疾患と鑑別が難しいです。クリニックの先生方もやはりお困りのことがあるのでしょう、今回のカンファレンスは前回の倍、40人超の参加がありました。関心の高さが伺えます。質疑応答も盛り上がりました。木村先生からのtake home messageは、注意が必要なめまい「・発作が初めて・5分以上続く・歩けない・手足のしびれ・複視・後頚部痛・心房細動」とのことでした。ポイントを押さえた問診をして、すばやくしっかり身体診察をして、あやしいと思ったら神経内科へ!
結構盛況です。

結構盛況です。

懇親会もにぎやか

懇親会もにぎやか

2016/2/1

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